あずこの独り言

日常の呟きとぼやきと落書き

母の事

母は今84歳。

 

私は、子供の頃から母が好きじゃない。

落ち込んでいると慰めたりしない人。あんたが悪いんだろ!

努力してないだろ!当然だろ!と反省を促すような事を言う人。

子供をハグしない人。

根も葉もない噂をする人。それがいつのまにか酷い妄想へとなっていく。

傷口に塩とハバネロを塗り込む人。

母がこんな風だから夫婦仲が悪く、父はよく母に暴力を振るっていた。父もいつも機嫌が悪く

気に入らない事があると子供にも手をあげる。

大きな声をあげて威嚇するのはほぼ毎日。

妹がいるけど、小学生の小さい頃から自室に篭り家族と交流がなかったので暴力の被害は受けてないと思う。でも家が嫌だったと思う。

妹は何年も、20年ぐらい私たち家族と交流がない。父が死んだ時連絡取れないし葬式にも来ないだろうなと諦め半分でLINEに残したら来てくれた。お通夜が暦の関係で3日もあって2日目のお通夜を私と妹と2人で過ごした時、仏さんを前にして父、母、私への不満をたらたらと並べて酔っ払って寝てしまったけど私にまで不満を持っていたのにはショックだった。

 

そんなこんなで私は家族として機能していない変な家庭で育った。

そのせいか私も精神病だ。

母も精神病だと思う。

 

私はずっといい子を演じてきた。

グレて家出でもして自由に生きられたらどんなに楽かなぁと思ったりしたけどそれをやるやなら中途半端に家に戻ってはいけない。

そんな事をしたら半殺しになってしまう。

実際、小1になってすぐランドセルを背負ったまま遊びに行って友達が帰っても日が落ちても帰りたくなくて夜8時に帰った事があった。

2時半には帰るはずの子が8時まで帰ってこないから学校へ連絡したりして心配していたようだった。両親2人とも家に居たけど、父に引っ叩かれランドセルをごと蹴られそのまま外に放り出され鍵かけられた事があった。

妹がこっそり鍵をあけてくれそのまま寝た記憶がある。

 

家出をするなら中途半端なことはやってはいけない6歳の時に学んだ事だった。

 

私には勇気がなくていい子を演じる方を選んだ。